縄文の時代を起源に
山深い集落にひっそりと織り継がれる
山の布 “ 羽越しな布 ” 。



梅雨の山に分け入り、樹皮を剥ぎ、
幾重もの手仕事を重ねて糸を拵える。

そして豪雪に閉ざされる冬
ようやく一枚の布が織り上がる――



山を糧に生きるその営みは
千年を超えて脈々と、
現代を生きる私たちへと受け継がれています。



 


しな布とは


日本三大古代布の一つで、シナノキの樹皮から布を作る、古代より山村に伝えられてきた生活の布です。

現在では、新潟県と山形県のわずか三つの集落にてごく僅かに生産が続いており、「羽越しな布」の名で国の伝統的工芸品に指定されています。
 

 
 

 
 

工房について


新潟県の北の端、山道の最果てにぽつんと佇む山熊田集落。
ブナ林に囲まれ、およそ30名が山の暮らしを続ける “マタギとしな布の村” です。

私たちはそんな山熊田で、しな布の樹皮採取 - 糸作り - 機織り - 販売までを一貫して行い、しな布の振興や後継者の育成にも取り組んでいます。
 

 
 

 
 

受注制作

 
山で樹皮を剥ぎ、糸を績み、織り上げるまですべて手作業で作られるしな布。
時間はかかりますが、一点ずつご要望に沿って制作しています。

着物の帯や暖簾など、ご希望に合わせた寸法、織り柄、染め柄にてご注文を承ります。

 

 



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